掃き出し窓の防犯対策を紹介!侵入窃盗犯に狙われやすい理由とは?

掃き出し窓の防犯対策を紹介!侵入窃盗犯に狙われやすい理由とは?

開放的な掃き出し窓に、明るいリビングのイメージを抱いている人も多いでしょう。実際に、掃き出し窓には多くのメリットがあります。

その一方で、掃き出し窓には侵入窃盗犯に狙われやすいという大きなデメリットもあります。ここでは、掃き出し窓が狙われやすい理由と、侵入窃盗犯から家を守るための対策についてご紹介します。

掃き出し窓とは?

掃き出し窓とは、天井近くの高い位置から床まである大きな窓のことです。本来は、ほこりなどを外へ掃き出すための床近くに設けられた窓のことでしたが、現在では、窓の下部分が床と同じ高さの大きな窓を意味するようになりました。

掃き出し窓は、戸建てはもちろん、マンションでも設置されていることの多い窓です。特に、開放感のあるおしゃれなリビングには、大きな窓が欲しいと感じる人も多いでしょう。また、ベランダに通じる窓は、通常、外へ出られるように掃き出し窓になっています。

掃き出し窓のメリット

掃き出し窓には、下記のような多くのメリットがあります。

<掃き出し窓のメリット>

  • 日が差し込んで部屋が明るくなる
  • 外の風景が見えて開放的になる
  • 庭などに出やすい
  • 大きな家具を運び入れる際に便利である
  • 風通しが良くなる

多くの住宅に当たり前に作られている掃き出し窓は、このように、住まいの利便性や快適性を上げてくれる存在なのです。

掃き出し窓は侵入窃盗犯に狙われやすい?

メリットの多い掃き出し窓ですが、犯罪リスクという観点から見ると、デメリットになります。掃き出し窓が、空き巣などの侵入窃盗犯の侵入経路になってしまう可能性があるためです。

侵入窃盗犯が入り込む場所

侵入窃盗犯は、出入口や窓など、さまざまな所から家の中への侵入を試みます。下図は、空き巣などの侵入窃盗犯がどこから忍び込んできたのかを示すグラフです。

侵入窃盗犯の侵入経路

※警察庁「令和元年の犯罪」(2020年9月)をもとに作成

上記のように、特に戸建てでは、窓から侵入するケースが多くなっています。さらに、窓の中でも「縁側・ベランダ」に続く窓、つまり掃き出し窓からの侵入が全体の15.8%を占めています。

また、4階建て以上の共同住宅は窓からの侵入が少ない一方で、縁側・ベランダに続く掃き出し窓からの侵入は、戸建てよりも高い割合です。さらに、この割合は、3階建て以下の共同住宅で一層高くなります。これは、3階以下の場合、高層階よりも掃き出し窓にアクセスしやすいためでしょう。

掃き出し窓が狙われる理由

掃き出し窓が侵入窃盗犯から狙われるのはなぜなのでしょうか。それには、主に下記のような理由があります。

  • 死角が多い

掃き出し窓周辺は、庭の木に覆われていたりベランダがあったりと、人目を避けやすい環境であることが多くなっています。

  • 不自然さを感じさせづらい

居室の窓から出入りするのは明らかに不自然ですが、掃き出し窓の近くに人が立っていたり、出入りしたりしていても、不自然ではありません。そのため、侵入の瞬間を周囲の人に見られても、不審がられない可能性が高くなります。

  • そもそも侵入がしやすい

掃き出し窓は床と同じ高さにありますし、窓自体のサイズも大きいことから、居室の一般的な窓と比べて、そもそも侵入しやすいという特徴を持っています。

  • 鍵のセキュリティレベルが低い

表出入口の鍵は、ピッキングされづらいディンプルキーなどを使っていても、掃き出し窓の鍵はクレセント錠(半円形をした金具がついた鍵)という住宅も多いでしょう。クレセント錠は窓の外からでも簡単に開けられてしまいます。

掃き出し窓のおすすめ防犯対策とは?

侵入窃盗犯から自宅を守るために、掃き出し窓の防犯対策を行うことが大切です。ここからは、リフォームなしでできる、おすすめの防犯対策をご紹介します。

防犯フィルムを貼る

防犯フィルムとは、窓に貼ることでガラスの耐久性を上げられるフィルムのことです。窓ガラス自体を防犯ガラスにリフォームするには大掛かりな工事が必要ですが、防犯フィルムを貼るだけであれば手軽に行えます。

ただし、防犯フィルムにもさまざまな種類があります。警察庁、国土交通省、経済産業省と民間団体が「防犯性が高い」と認定した防犯フィルムには「CPマーク」がつくため、このマークがついた製品を選ぶといいでしょう。防犯フィルムを貼りつける際は、プロに依頼して作業してもらうのが確実です。

補助錠をつける

掃き出し窓の鍵がクレセント錠だけの場合は、補助錠をつけることで鍵を強化できます。補助錠はホームセンターなどで手軽に購入できますし、個人で取りつけられるので工事も必要ありません。

窓からの侵入では、ガラス全体を割るのではなく、鍵付近のみを割って外から鍵を外す手段も多く見られます。補助錠をつけることで、割らなければいけないガラスの面積が大きくなれば、侵入をあきらめさせる効果が期待できます。

窓用センサーの設置

窓に取りつけることで、振動や開閉を検知してブザーを鳴らすセンサーも販売されています。このようなセンサーは、リフォーム工事なしで簡単に取りつけることが可能です。

ただし、このセンサーも、商品選びは慎重に行いましょう。振動を検知するセンサーの中には、風などで誤作動を起こしてしまう物もあります。大音量のブザーが誤作動でたびたび鳴ると近所迷惑になってしまいます。

周囲を片づける

掃き出し窓周辺に物が多いと、侵入の際の目隠しになってしまいます。また、外から見て整頓されていない家は、「だらしない」「防犯意識が低い」と見られてしまう可能性もあるでしょう。特に戸建ての場合は、掃き出し窓の周りや庭の整理整頓を心掛けることが大切です。

庭の植栽が高く伸びていて外からの視線を防いでいる場合は、適宜手入れを行い、ある程度外からの見通しを良くすることも検討してください。

掃き出し窓の防犯はSecualがおすすめ!

Secualは、シンプルなデザインでインテリアの邪魔をしない防犯システムです。リビングの掃き出し窓に無骨な防犯システムを取りつけるのは抵抗がある人でも、Secualの防犯システムなら違和感なくご利用いただけます。

掃き出し窓におすすめの開閉センサー

掃き出し窓の防犯には、「開閉センサー」の活用がおすすめです。開閉センサーは、窓とサッシに取りつけた機器が離れることで「開閉」を検知します。また、振動の検知も可能です。

異常を検知すると、すぐに「Wi-Fi ゲートウェイ」から、大音量のブザーを鳴らして侵入者を威嚇し、あらかじめ指定した連絡先への報告を行います。

もちろん、在宅中はセキュリティをオフにできますから、普段の換気や出入りでブザーが鳴ってしまうことはありません。セキュリティのオンオフは専用のスマートフォン用アプリから簡単にできますし、普段の生活スタイルに合わせて、自動的にオンオフが切り替わるように設定しておくことも可能です。

万が一犯罪に遭ってしまったら…

Secualの開閉センサーが作動すると、すぐにアプリに報告が届きますから、外出中でも異変に気づけます。ブザーはアプリ上から止められるので、鳴りっぱなしになってしまうことはありません。

また、Secual製品をご利用中に不法侵入被害に遭われたり、不法侵入目的の家屋の損傷を受けたりした場合には、Secualから3万円の見舞金を給付しています。万が一の際は、警察への被害届提出の後、Secualにもご連絡ください。

掃き出し窓を快適に、安心して活用していくために防犯対策は必須!

住まいの利便性や快適性を高めてくれる掃き出し窓。犯罪者からの侵入を防ぐために、防犯対策を十分に行いましょう。

Secualの製品のように、自分で手軽に取りつけられる防犯システムもたくさんありますから、掃き出し窓の防犯対策にご活用ください。

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