団地は防犯対策が不十分?団地でもできる対策を紹介

団地防犯対策が不十分?団地でもできる対策を紹介

多くの人が暮らす団地は、一般的な分譲マンションに比べると、オートロックや防犯カメラといった防犯対策が十分でないところが多くなっています。反面、団地には団地ならではの防犯上の強みもあります。

ここでは、団地に暮らす上で知っておきたい防犯対策について解説していきましょう。

共同住宅における侵入窃盗犯の侵入経路

防犯を意識する上で知っておきたいのが、空き巣の実態です。下図は、共同住宅に忍び込んだ窃盗犯が、どこから侵入したのかを示すグラフです。

侵入窃盗犯の侵入経路

共同住宅では住んでいる階でポイントが変わる|令和4年

警察庁「令和4年の刑法犯に関する統計資料」(2023年8月)をもとに作成

団地であれば、4階建て以上の場合が多いでしょう。4階建て以上の共同住宅では、出入り口からの侵入が約6割となっています。とはいえ、窓から侵入されているケースも3分の1程度と、少なくはありません。

そもそも、4階建て以上と3階建て以下で割合に違いがあるのは、高層になるほど窓からの侵入が難しくなるからです。そのため、自分自身が何階に住んでいるのかをベースに、どこに重点を置いた対策をとるべきなのかを判断するのがおすすめです。

団地におすすめの防犯対策

団地住まいの場合、持ち家のように自由にリフォームするのが難しいこともあるかと思います。そこで、団地でもできるおすすめの防犯対策をご紹介します。複数の防犯対策を重ねることで、安心して暮らせる住まいを作りましょう。

近隣のネットワークを強化する

団地のメリットに、多くの人が共同で生活しているという点が挙げられます。侵入窃盗犯は目立つことを嫌いますから、団地に住む人同士が顔見知りになることで忍び込みにくくなり、団地全体の防犯につながります。

また、不審者情報などを日頃から近隣の人とやりとりするようにしておけば、近所で空き巣被害などが出ているときも、素早く察知して対策をとれるでしょう。

まずは、団地の中で出会った人に挨拶をするところから始めてみてはいかがでしょうか。

自治会活動に積極的に参加する

団地ならではの特徴として、住民が自治会を作っているという点が挙げられます。清掃やイベントなど、自治会の活動に積極的に参加することでも、同じ団地に住んでいる人とのつながりを深めることが可能です。

面倒と感じてしまうこともある人付き合いですが、防犯対策という面から見ると、大きなメリットがあります。自治会で知り合いを増やして、団地全体で不審者を排除できる体制をとっていきましょう。

外出時は必ず鍵をかける

団地で暮らしていると、「ちょっとゴミを捨てに行くだけ」「郵便物を取りに行くだけ」「1階の自動販売機に行くだけ」など、何気なく無施錠で家の外に出てしまうことがあります。しかし、たとえ隣近所の人と顔見知りであっても、自宅を空けるときは必ず鍵をかける習慣をつけることが大切です。

侵入窃盗犯は「そんなちょっとのあいだで鍵をかけるなんて」という隙をついて犯行に及びます。近隣の人に「見ておいてあげるから大丈夫」と言われたとしても、万一ということがあります。もし、被害に遭ったとしても、近所の人が責任をとってくれるわけではありません。被害に遭ってからでは手遅れですから、自分の家は自分で守りましょう。

サムターンガードをつける

サムターンガードとは、玄関扉の内側の鍵を回す部分(サムターン)の周辺に取りつけることで、外部からサムターンを回して鍵を開ける手口を防ぐアイテムです。サムターンガードは価格も手頃で、賃貸住宅でも取りつけられる物が多く販売されています。手軽にできる防犯対策ですから、利用を検討してみましょう。

ただし、サムターンガードで防げる手口は、サムターン回しだけです。力業で扉を開けるこじ破りや、器具を鍵穴に差し込んで開錠するピッキングなどには効果がありません。

録画機能つきインターフォンを設置する

チャイムの音に反応して自動で録画する機能がついたインターフォンは、不審者対策としても効果的です。侵入窃盗犯は、住民が留守かどうかを確かめるためにチャイムを鳴らすことがあります。カメラつきのインターフォンがついていると顔を見られてしまいますから、そもそもターゲットにされにくいでしょう。

団地のような賃貸住宅でも工事なしで設置できるインターフォンがありますので、チェックしてみてください。

補助錠を取りつける

補助錠とは、後づけできる補助の鍵のことです。窓や玄関に補助錠をつけることで、侵入にかかる時間を長くすることができます。侵入窃盗犯は、素早く、目立たずに入れる部屋を狙いますから、補助錠をつけておくことで、ターゲットにされにくくなるという効果もあります。

ただし、サッシや扉に穴を開けて設置する補助錠は、賃貸物件では使えません。両面テープなどで固定できる補助錠を選びましょう。

団地の防犯に役立つSecualのホームセキュリティ

Secualは、月額980円(税込1,078円)から利用できるホームセキュリティシステムです。配線工事不要で、コンセントに差すか、両面テープで貼るだけで簡単に設置できるので、団地住まいの人にもおすすめです。

2つのセンサーで不審者を検知

Secualには、「開閉センサー」と「人感センサー」という2つのセンサーがあります。これらのセンサーが異常を検知すると、連携している「Wi-Fi ゲートウェイ」が直ちに大音量のブザーを鳴らして侵入者を威嚇します。それと同時に、事前に登録しておいたスマートフォンに異変を知らせる通知が届きますから、素早い対処が可能です。

  • 開閉センサー

開閉センサーは、扉や窓の開閉や振動を検知するセンサーです。セキュリティをオンにした状態で扉や窓が開いたり、破壊のための振動が起きたりすると、検知してWi-Fiゲートウェイからブザーを鳴らします。

  • 人感センサー

人感センサーは、玄関横や居室の壁、廊下などに設置することで、人の動きを検知します。開閉センサーが反応しない方法で家に入り込んだ不審者の動きも、人感センサーがあればもれなく検知できるでしょう。

センサーのオンオフは、無料のスマートフォン専用アプリから簡単にできます。あらかじめ日頃の行動パターンに合わせてタイマーをセットしておくこともできるので、いちいちセットや解除をするのが面倒という人でも便利に使うことが可能です。

毎日の過ごし方が団地住まいの防犯につながる

団地の防犯対策では、日頃から周囲の人と良好な関係を築いているかどうかが重要なポイントとなります。同じ団地に住む人と交流を持つことは、防犯だけでなく、日々の暮らしの楽しみや、災害時の助け合いなどにもつながります。

せっかく団地に暮らしているのであれば、団地ならではのメリットを活かして、充実した日々を送りましょう。

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