防犯対策できてますか?空き巣から自宅を守るための対策一覧

防犯対策できてますか?空き巣から自宅を守るための対策一覧

自宅の防犯対策をしっかりしておけば、空き巣被害に遭うリスクを低減させることができます。

ここでは、侵入窃盗犯の侵入経路と、経路別の防犯対策の方法についてまとめました。自宅の防犯対策が十分かどうか、あらためて確認してみましょう。

侵入窃盗犯の侵入経路

まずは、窃盗犯がどこから自宅に入り込むのかを知っておくことが大切です。下記は、侵入窃盗の侵入経路を、住宅の種類別にまとめたグラフです。

侵入窃盗犯の侵入経路

※警察庁「令和元年の犯罪」(2020年9月)をもとに作成

このグラフから、戸建て、3階建て以下の共同住宅は、侵入窃盗犯の侵入経路は窓が最も多いということがわかります。ただし、4階建て以上の共同住宅の場合は、窓からの侵入割合は少なくなり、玄関といった表出入り口が最も多くなります。

戸建ての場合もマンションの場合も、侵入経路になりやすい場所の防犯対策を見直しましょう。

侵入経路別の防犯対策

続いては、侵入窃盗犯の侵入経路別に、どのような防犯対策をとればいいのかをまとめました。自宅の防犯がしっかりできているかどうか、それぞれの場所についてご確認ください。

玄関

玄関は住宅の種類を問わず、多くの侵入窃盗犯が侵入してくる場所ですので、下記のような対策をとっておきましょう。


<玄関の防犯対策>

  • 補助錠をつける(同じ種類の鍵でも良い)
  • 植栽や塀を低くして見通しを良くする
  • センサーライトなどをつけて明るくする
  • 鍵のこじ開けを防ぐため、ドア枠とドアの隙間をふさぐガードプレートをつける
  • 鍵の取りつけ部分を補強する
  • 壊されにくい材質の扉にする(ガラスを使用する場合は、防犯ガラスを使うなどの対策が必要)
  • 防犯アラームを取りつける
  • ドアスコープに、のぞき見防止用の防犯器具を取りつける

玄関からの侵入を防ぐ方法は、大きく「見通しを良くしたり、明るくしたりして、あやしい動きをとらせないこと」と「扉や鍵自体を防犯性の高い物にすること」の2点です。併せて行うことで、防犯効果が高まります。

なお、植木鉢の下やポストの中に合い鍵を入れておくといった行為は、侵入のリスクを高める危険な行為です。鍵は大切なものですから、屋外に放置しないようにしましょう。

戸建てや3階建てまでの共同住宅に住んでいる人の場合、窓からの侵入についてもしっかり対策をとっておく必要があります。


<窓の防犯対策>

  • 外からの見通しを良くする
  • 補助錠を取りつける
  • ロックつきのクレセント錠(半円形をした金具がついた鍵)を使用する
  • 雨戸や面格子を取りつける
  • 雨戸錠や雨戸外れ止めを取りつける
  • 防犯フィルムを貼るか、防犯ガラスにする
  • 防犯アラームを取りつける

外からの見通しを良くするという点と、補助錠を取りつけるという点は、玄関の防犯対策と同じです。

一方、窓の防犯ならではの方法には、雨戸があります。雨戸を頻繁に閉めない家庭もあるかもしれませんが、ついているのであれば、外出時や就寝時にはしっかり閉める習慣をつけましょう。その際、雨戸錠と内側の窓の鍵も掛けるのを忘れないようにしてください。

雨戸のない小さな窓の場合は、面格子を取りつけたり、防犯フィルムや防犯ガラスを使ったりすることで防犯性を高められます。また、防犯ガラスであるということを示すシールが窓ガラスに貼られている場合は、窃盗犯に侵入をあきらめさせる効果も期待できます。

なお、防火性の高い網入りガラスは、侵入窃盗対策にはなりません。むしろ、窓ガラスを割ったときの飛び散りが少ないことから、侵入窃盗犯からは、割りやすいと判断される可能性もあります。防犯ガラスと網入りガラスは、違うということを覚えておきましょう。

ベランダ

ベランダは、大きな掃き出し窓につながっている場合が多くなっています。ベランダからの侵入を防ぐためには、ベランダに外部の人間を入れない工夫をすることが大切です。


<ベランダの防犯対策>

  • ベランダへの足場になるような物を作らない
  • 防犯フェンスをつける
  • ベランダ周辺の見通しを良くする
  • 人感センサーライトや監視カメラを設置する

ベランダから侵入されるリスクを防ぐには、屋外からベランダへの経路をふさぐ必要があります。そのため、ベランダ付近に足場になるような塀や給排水管、木などがないかをチェックしましょう。

容易に取り外せない物もあるかもしれませんが、できるだけ足場を取り去ることが重要です。もし、給排水管などがベランダなどに続いてしまっている場合は、ベランダに入り込めないように防犯フェンスをつけるのも効果的です。

なお、植栽を整理することは、ベランダの見通しを良くすることにもつながります。ベランダ自体のデザインも、外から見えないタイプのものよりも、見通しの良い、柵状のデザインのもののほうが、防犯性が高いといえます。

駐車場

マンションであれば、駐車場経由で家の中に侵入されるリスクはあまりありません。一方、戸建ての場合は、駐車場と建物の位置関係に注意が必要です。


<駐車場の防犯対策>

  • 駐車場周辺の見通しを良くする
  • 人感センサーライトを設置する

特に、カーポートやガレージがある家の場合、屋根伝いに自宅の2階などに侵入できるルートがないかどうか、確認しておきましょう。また、駐車場や車が家の玄関周りを隠す配置になっている場合、目隠しに利用されてしまう可能性もあります。

とはいえ、すでに作ってしまった駐車場の配置を変えるのは難しいもの。できるだけ周囲の見通しを良くしたり、人感センサーライトで明かりがつくようにしたりして、対策をとるようにしてください。

庭・外構

一戸建ての庭や外構のデザイン、物置の配置などに気を配ることでも、侵入窃盗対策をとることができます。


<庭・外構の防犯対策>

  • 見通しを良くする
  • エアコンの室外機や物置を、2階への足場になるような場所に置かない
  • 防犯用の音が出る砂利を敷く
  • 人感センサーライトを設置する

庭や外構も、外からの視線をさえぎりすぎないようにすることが大切です。高い塀などで囲われた家は、内側に入り込んでしまうと様子が見えなくなるため、侵入窃盗犯のターゲットになりやすくなります。柵など、適度に外から様子をうかがえるデザインがおすすめです。

「Secual」で防犯対策をしよう!

株式会社Secualが提供する防犯サービス「Secual(セキュアル)」は、センサーから送られてくる情報を受け取って、ブザーを鳴らしたり、スマートフォンに通知を送ったりする「ゲートウェイ」と、機能の異なる2つのセンサーで自宅を守ります。

窓や扉など、開閉する場所に設置する「開閉センサー」は、開閉や振動を検知してゲートウェイに伝える機能を持つセンサーです。

もうひとつのセンサー「人感センサー」は、壁に設置することで、周辺の人の動きを検知できます。両者を組み合わせて使うことで、幅広い場所から入り込んでくる侵入者を、漏れなく捕らえることが可能です。

また、家に誰もいないときだけではなく、誰か人がいるときにも、侵入窃盗は行われます。もし、侵入窃盗犯と鉢合わせしてしまったら、身の危険があります。スマートフォンに異常を通知する機能は、こうした鉢合わせの回避にも役立つでしょう。

Secualは、外出先からでもスマートフォンを通してセキュリティのオン・オフを切り替えたり、センサーが異常を検知した際の通知を受信して、鳴っているブザーを止めたりすることができます。また、タイマーで作動するよう設定すれば、毎日の生活リズムに合わせて自宅を守ることが可能です。

思い立ったが吉日!防犯対策はすぐに行うことが大切

「防犯対策をしなければ」と思っているだけでは、空き巣を防ぐことはできません。空き巣被害に遭ってしまってから、「もっと早く対策をとっておけば」「やらなければとは思っていたんだけど」と後悔しても遅いのです。

自宅の隙をそのままにせず、気づいたときに、適切な防犯対策をとりましょう。

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