平屋は防犯対策が必須!空き巣のターゲットになりやすい理由と対処法

平屋防犯対策が必須!空き巣のターゲットになりやすい理由と対処法

平屋の家は、高齢の人やコンパクトな暮らしを目指す人に人気の住まいです。しかし、防犯という観点から見ると、平屋には若干の懸念点があります。平屋に住むのであれば、空き巣に狙われないように防犯対策をしっかりとることをおすすめします。

ここでは、平屋に安心して住み続けるための防犯対策について解説します。

平屋は空き巣のターゲットになりやすい?

平屋には、空き巣のターゲットになりやすいという難点があります。なぜ平屋が空き巣に狙われるのか、平屋の特徴と併せて見ていきましょう。

1階建ての平屋は安心とは言いきれない

平屋とは、1階建ての戸建てを指す言葉です。昨今、「小さな住宅」「コンパクトな間取り」「ミニマムな暮らし」といったキーワードを目にする機会が増えています。自分らしいサイズのコンパクトな暮らしは、近年の消費傾向にもマッチしているといえるでしょう。

その中でも平屋は、「高齢になってからも段差がなく、安心して暮らしやすい」「地震や災害の際に安心」といったメリットがあります。

ただし、「平屋暮らしは安心」とは言いきれない面もあります。それが、空き巣に対するリスクの高さです。

空き巣が平屋に目をつける理由

メリットの多い平屋ですが、防犯面では「空き巣に狙われやすい」という難点があります。

いくらコンパクトな住宅でも、平屋で家族が暮らすためには、ある程度の土地面積を必要とします。そのため、平屋は開けた広い場所に建てられている場合が多く、生活環境を把握されやすいという難点があるのです。また、開けた場所にあるからと生垣などを設置すると、今後は侵入の際の目隠しに活用されてしまいます。

さらに、2階のない平屋は、2階建て以上の住宅に比べて、侵入できる隙が多いというデメリットもあります。足場がなくても、すべての窓や出入り口にアクセスできてしまいますし、1階部分が広いということは、それだけ多くの窓や出入り口があるということです。空き巣は家の開口部から入り込んでくるため、結果として平屋が狙われやすくなってしまうのです。

平屋の防犯対策は、まずは「窓」から

平屋の防犯対策をする上で、まず意識したいのが「窓」です。下図は、空き巣などの侵入窃盗犯がどこから入り込んだのかを示すグラフです。

 

侵入窃盗犯の侵入経路

※警察庁「令和元年の犯罪」(2020年9月)をもとに作成

このグラフを見ると、戸建ての場合、侵入窃盗犯の半数以上が、窓から侵入していることがわかります。窓からの侵入は4階建て以上の共同住宅の場合は29.8%と、住宅の階数が多くなるにつれて割合が低くなりますから、平屋の場合は一層の注意が必要だといえるでしょう。

平屋でやっておきたい窓の防犯対策

窓の防犯対策には、いくつもの種類があります。窓の種類や、それぞれのご自宅の状況に合わせて選びましょう。また、複数の対策を組み合わせることで、より強固に家を守ることも可能です。

防犯ガラスにする

窓ガラスを破壊して侵入してくる窃盗犯への対策として効果的なのが、防犯ガラスです。防犯ガラスとは、ガラスとガラスのあいだに特殊な膜を挟んだ物で、穴を開けるのに時間がかかります。侵入に時間がかかれば、それだけあやしい行動が露見する可能性が高まりますから、空き巣に狙われにくくなるでしょう。

警察庁や民間関係団体などで構成されている官民合同会議が高い防犯効果を認めた防犯ガラスには、「CPマーク」と呼ばれるシールが貼付されていますから、空き巣が外から見たときにひと目で「この家は侵入しづらい家だ」とわかります。防犯ガラスにすることで、そもそも空き巣に狙われにくくする効果があるのです。

防犯フィルムを貼る

防犯ガラスへのリフォームは大掛かりすぎるという場合は、防犯フィルムを貼るのもおすすめです。

防犯フィルムでも、高い防犯効果が認められればCPマークが貼られます。このマークがついていることで、防犯ガラスと同様に、空き巣に侵入をためらわせる効果が期待できるでしょう。

面格子を設置する

庭に続く掃き出し窓などの大きな窓には、防犯ガラスや防犯フィルムがおすすめですが、小さな窓には、面格子を設置するのも効果的です。面格子を設置した窓から内部に侵入するためには、まず格子を外し、その後にガラスを割らなければいけませんから、手間がかかります。

前述のとおり、空き巣は侵入にかかる時間を気にしますから、防犯性を高めることができます。

補助錠をつける

補助錠とは、窓に追加でつける鍵のことです。窓ガラスを割って侵入する窃盗犯は、多くの場合、人が出入りできる大きさの穴を開けるのではなく、鍵付近に小さな穴を開けて、そこから手を差し入れて鍵を開錠します。別の場所にもうひとつ補助錠をつければ、穴を2ヵ所に開けなければいけなくなりますから、それだけ手間がかかります。

また、補助錠がついていることは外からでもわかるので、空き巣から狙われにくくするという効果も期待できるでしょう。

窓以外の平屋の防犯対策

窓の防犯対策の次に検討したいのが、自宅周辺の防犯対策です。たとえ侵入をあきらめさせることができたとしても、空き巣に家の中をのぞかれたり、下調べされたりするのは、気分の良いものではありません。そもそも、家に空き巣を近づけないための対策も、併せてとっておきましょう。

センサーライトを設置する

人の動きに反応して灯りをつけるセンサーライトは、防犯対策としても、普段家族が帰宅した際の灯りとしても便利です。

玄関や庭先などにセンサーライトを設置しておけば、暗闇にまぎれて忍び込もうとした窃盗犯をひるませることができます。窃盗犯は、目立ったり顔を見られたりするのを嫌うため、不意に灯りがつけば、その時点で犯行をあきらめる可能性が高くなります。

防犯砂利を敷く

防犯砂利とは、踏むと大きな音が出る砂利のことです。庭のデザインの一環として取り入れることができますし、ホームセンターなどでも購入できて手軽な点が魅力です。

とはいえ、庭全体に防犯砂利を敷くのは、あまり現実的ではありません。防犯フィルムを貼っていない窓の下や、外からの見通しが悪い家の裏側など、特に対策が必要な部分に敷くのがおすすめです。

家全体を守れるホームセキュリティシステムSecual

Secualは、センサーと「Wi-Fi ゲートウェイ」をつなぐことで、家全体の防犯対策ができるホームセキュリティシステムです。

センサーは、「開閉センサー」と「人感センサー」の2種類。窓や玄関扉に設置する開閉センサーは、窓や玄関の開閉や振動を検知し、壁などに取りつける人感センサーは、周辺の人の動きを検知します。また、開閉センサーの貼りつけ面は、防犯ステッカーにもなっているため、防犯対策がとられていることが外からでもわかります。

家を留守にしているときに、これらのセンサーが開閉や振動、人の動きを検知した場合、即座にWi-Fi ゲートウェイが大音量のブザーを鳴らし、侵入者を威嚇します。同時に、あらかじめ登録した家族のスマートフォンに通知が届きますから、留守中の防犯対策は万全です。

Secualで夜間も安心

Secualのセンサーのオンオフは、無料のスマートフォン専用アプリから簡単に行えます。留守中の防犯はもちろん、家族が全員帰宅した後の夜間も、開閉センサーをオンにしておけば、家族が寝静まった夜に不審者が忍び込むのを防ぐことができます。

インテリアを邪魔しないシンプルなデザイン

Secualのホームセキュリティは、どれも白を基調としたシンプルなデザインです。こだわりの平屋住宅に無骨なセキュリティシステムを導入するのは抵抗があるという人でも、インテリアにマッチするSecualなら安心です。

さらに、同じコンセプトで制作された専用アプリのデザインも、シンプルで直感的に操作できます。機器類の操作に慣れていない人でも、無理なく使いこなせるでしょう。

安心して平屋に住み続けるために、防犯対策を見直そう

家族みんなが同じフロアで生活できる平屋は、解放的で魅力的な住まいです。しかし、万が一空き巣被害などに遭ってしまうと、快適なはずの住まいが不安・不快な場所に変わってしまいます。

空き巣被害は、その瞬間の金銭被害だけでなく、その後の暮らしにも影を落とすものです。被害に遭わないために、防犯対策をしっかりとっておきましょう。

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