1. 「勤労感謝の日」は“自分の安全”にも感謝する日
11月23日・勤労感謝の日。
普段なら「働く人にありがとうの日」として認識されがちですが、
実は同じくらい大切なのが「あなた自身の安全を守ること」です。
仕事に行くために早起きし、満員電車に揺られ、
帰宅すれば日が落ちていて夜道を歩く――。
そう、働くって「通勤」とセット。
そして、通勤こそが多くの人にとって
一番“無防備になりやすい”時間帯です。
だからこそ、勤労感謝の日に合わせて
「通勤路のセキュリティ」を改めて考えることは、
働き続けるあなた自身への“ありがとう”でもあるのです。
2. 朝と夜で違う「通勤リスク」
通勤路の危険には、時間帯によって性質があります。
🌅 朝:急いでいると警戒心が薄れる
- 時間ギリギリで走る
- スマホで交通情報チェック
- 片手にコーヒー、片手にバッグ

👉 見知らぬ人にぶつかる、人混みで財布を抜かれる、
自転車のすれ違いで事故に巻き込まれるなど、
“気づかないうちに危険が近づく”タイプのリスクが多い。
🌙 夜:暗がり+人通りの少なさが最大リスク
- 帰宅が遅い
- 酔っている人が多い
- イヤホンで音が聞こえない
- 一人歩きの不安が大きい

👉 「暗い道」「人気がない」「住宅と住宅の隙間」が、
侵入者・犯罪者にとっての“好都合な影”になります。
働く人にとって、通勤は避けられません。
だからこそ「危険を避ける知識」を持つだけで、
安全性はぐっと高まるのです。
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3. 今日から使える!“通勤路セキュリティ術”
🔸 ① 通勤ルートを「昼用」と「夜用」で分ける
昼は問題なくても、夜は危険になる道があります。
夜道は「明るい」「店が開いている」「人目がある」場所を優先しましょう。
Googleマップでは「ストリートビュー」で
夜の雰囲気が分かることもあります。
🔸 ② イヤホンの音量は“周囲の音が聞こえるレベル”に
完全遮音は危険。
後ろから足音がしても気づけません。
骨伝導イヤホン or 片耳イヤホンが安全。
🔸 ③ 満員電車では“前ポケット収納”が最強
後ろポケットの財布はアウト。
バッグはファスナーを閉じて前に抱える。
すれ違いざまに“スマホ抜き取り”されるケースもあるため、
「スマホはコートの内側ポケット」が安定。
🔸 ④ 夜道の“階段・裏道・駐輪場”は警戒ゾーン
犯罪が起きやすいのは「視界が悪く、人が少ない場所」。
- アパートの通路
- マンションの陰
- 公園の裏
- 橋の下
などはできる限り避ける。
🔸 ⑤ 防犯ブザーは大人にも必要
「学生が持つもの」というイメージがありますが、
むしろ夜道を歩く社会人こそ必須。
スマホのライトをすぐ出せる設定にするのも◎
(例:iPhone → 背面タップ設定)
4. 「家に帰るまでが仕事」
そして、「帰った後を守るのがホームセキュリティ」
勤労感謝の日だからこそ、
「働く時間」だけでなく「働く人を守る時間」を考えるべき日です。
通勤路の防犯を整えた後に忘れてはいけないのが、
帰宅後の“家のセキュリティ” です。
なぜなら、
通勤で疲れ切って帰ると、人は油断します。
- 鍵を閉め忘れる
- 在宅中も窓を少し開けたまま
- ゴミ出しの数分だけ無施錠
- 防犯カメラのメンテを怠る
疲労は「隙」を生む。
働くあなたを守るために、以下を習慣化しましょう。
🏠 家に帰ったら
- 鍵を“2段階確認”
- 在宅中も必ず施錠
- 夜はカーテンを閉める
- ドア・窓のセンサーの状態をチェック
- 防犯アプリの通知設定をオンに
最新のホームセキュリティなら、
外出中でも家の状況が分かり、
帰宅しながらスマホで「今日の家の様子」を確認できます。
働きに出ている間に家族を守ってくれる存在は、
いまや“家電”や“アプリ”の領域にまで進化しているのです。
5. まとめ
勤労感謝の日は、
働く自分に“ありがとう”と言う日でもあります。
そして、
働くあなたの安全を守るのが「通勤路の防犯」。
働いている間の安心を守るのが「ホームセキュリティ」。
今日、この小さな防犯意識の一歩を踏み出すことが、
“明日も安全に働ける未来”につながります。



