💗 女性の防犯 安心Navi 💗
小さな窓こそ油断禁物！
今日の安心ポイント
- 小さな窓は面格子で安心💗
- 外開きは防犯センサーが安心💗
- 窓の特徴で対策を変えて安心💗
小さな窓なら、
泥棒も入ってこない……
そう思っていませんか？
トイレの窓から
出入りできるとは思えないし……
開けておいても大丈夫じゃない？
窓に着目した
防犯ポイント第三弾！
今回は、
小さな窓について
まとめました！
窓の防犯基本編はこちら！
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大きな窓の防犯ならこちら！
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出入りに使わないなら安全？
答えは、No！
ベランダや庭に面した窓は、
狙われます。
出入りがしやすくて、開けやすい
からです。
寝室にある大きめの窓も、狙われ
やすそうですよね。
普段は出入りに使いませんが、人間が
通ることが可能です。
床に近くはありませんが、
乗り越えられない高さではありません。
ところが、一見、人が入れそうにない窓
でも、狙われる可能性があるんです。
空き巣は「入れるところならどこでも」
狙うと思ってください。
小さな窓と思っても、縦横で
45cm以上あれば、大人でも入れます。
また、窓のある高さは問題にならない場合も
あります。
特に戸建てや低層階では、ちょっとした
足がかりでよじ登る犯人もいるそう。
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小さな窓の弱点はここ！
滑り出し窓
片側を軸にして開く窓のことです。
軸がレールの上を滑って開くので
「滑り出し」といいます。
似た窓に「突き出し窓」や「倒し窓」も
あります。
これは軸が固定されたタイプです。
どちらもドアのように開く窓と
思ってください。
この窓の弱点は、外に向かって開く
タイプが多いこと。
鍵やストッパーを壊されてしまうと、
簡単に開けられてしまいます。
また、外側に開くため、外壁に
格子をつけることもできないんです。
一階の低い位置にある窓なら、
内側に格子を付けるのがおすすめ。
ただ、突っ張り式の簡易的なものは
外されてしまうことも。
リフォームが難しい場合は、
防犯センサーなどを利用しましょう。
ルーバー窓
ジャロジー窓ともいって、
並んだガラスの板をレバーを回して
開閉する窓です。
「ルーバー」は細長い板という意味。
「ジャロジー」はすだれ式の
日よけという意味です。
見るからに人は入れそうにない
ですよね。
実はこのガラス板、
簡単に外すことができるんです。
その上、元に戻すのも簡単。
それって、お手入れには便利ですが
防犯上は非常に危険。
気付かれずに何度も侵入したケースも
あるんです。
一番の対策は、格子を付けることです。
勝手口なら、ドアと一体化した格子が
ついていると安心。
ガラス板をロックするグッズでも
対策できます。
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上げ下げ窓
前回、引き違い窓のときに紹介した、
上下にスライドする窓です。
下側か上側のどちらかが開くタイプと、
連動するタイプがあります。
絶対とは言えませんが、防犯性能は
高め。
特に下側を開ける場合、開けにくいのが
理由の一つです。
レバーが二か所あるタイプなら、
かなり難しいでしょう。
ただし、弱点はあります。
それは、窓を大きく開けてしまった場合。
在宅中でも、人の目がなくなるときは
開く幅に注意が必要です。
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Fix窓
「はめ殺し窓」ともいって、
開かない窓のことです。
開かない、鍵もない窓なので、
割らない限り入れません。
これは、どのタイプの窓にも
言えることですが、一つだけ弱点があります。
それはガラスであること。
最初から開かない前提なので、格子が
ついていないかもしれません。
だからこそ、「割ってでも絶対に入る」
という場合には狙われます。
覚えておいてください。
狙われにくいのはこんな窓
最も狙われにくいのは、
言うまでもなく開かない小さな窓や
細い窓です。
窓サッシの規格でいうと、
幅は36cm、高さは30cmくらい。
開く場合でも、この大きさの窓なら
人間は入れないため安心です。
住宅によってさまざまではありますが、
洋室のドア幅の半分以下が目安。
畳の大きさが分かるなら、
一畳の縦半分の幅以下です。
それ以上の大きさの窓なら
場所によって対策が必要。
1階の窓や共用廊下に面した窓は
低い位置ほど危険です。
高い場所にある場合でも、
足がかりになるものがあるなら要注意。
出入りに使わないなら格子の設置、
開けるなら狭い幅が基本です。
どちらも、通れない幅を作ることが
対策になります。
今回紹介した小さい窓が狙われる理由は
もう一つあります。
死角になる場所にあることが多いからです。
リビングの窓は、ベランダや庭に面して
大きく作られますよね。
隣家や通りに面している側には、
開放的な窓は設けられません。
また、トイレや浴室の場合
植栽や塀で目隠しをすることもあります。
外から見えにくい場所にある窓ほど、
しっかり対策しましょう。
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他にも注意したいこんなこと！
玄関ドアに近い窓は、注意が必要です。
小さな窓でも、玄関の鍵を開ける手段に
使われるかもしれないからです。
「窓」ではありませんが
玄関ドアにあるガラス部分も同じ。
また、網入りガラスも要注意。
網が入っているから、割られにくい。
そう思っていませんか？
網入りガラスは、火災時の
ガラスの飛び散りや延焼を防ぐ
ためのものです。
防犯コンサルタントの
松丸俊彦さんによると、この窓の方が
割れやすいとのこと。
その上、中のワイヤーも簡単に
切ることができるんです。
出窓って安全？ 危険？
どっちだと思いますか？
これも、松丸さんにお聞きしたところ
窓の場所や開き方によるそうです。
出っ張っていることは、特に
有利にも不利にもならないとのこと。
窓の種類による対策をしっかり行いましょう！
屋根に天窓がついている家もありますよね。
今のところ、日本ではあまり
狙われていないようです。
ただ、長期に不在にする場合には
注意が必要。
すぐに人が来る危険がないなら、
入りやすい窓に変わることもあります。
最近の闇バイト強盗や、外国人による犯行は、
従来の空き巣と傾向が変わっている
こともポイント。
基本は戸締りですが、いくつか
対策を組み合わせることをおすすめします。
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いかがでしたか？
今回は、
出入りに使わない小さめの窓
についてまとめてみました！
小さな窓でも油断禁物！
まずは家にある窓を知ることから
始めましょう！
次回は、
最新の犯罪傾向
について考えます！
お楽しみに～🐌☔
本記事では、
防犯コンサルタントで元警視庁公安捜査官の松丸俊彦さんに
アドバイスをいただきました。
松丸さんのX（旧Twitter）では、
防犯に役立つ情報が更新されています。
ぜひ、参考になさってください。
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