空き巣は下見をしてから忍び込む!狙われやすい家の特徴と対処法

空き巣は下見をしてから忍び込む!狙われやすい家の特徴と対処法

空き巣は、あらかじめどの家に忍び込むか、下見をして狙いをつけておく場合が多いといわれています。つまり、下見のときに「この家は忍び込むのが難しそうだ」を思わせることができれば、それだけ空き巣被害に遭う可能性を下げられるのです。

ここでは、空き巣がどのように下見をしているのか、留守の家をどのように見極めているのか、空き巣に入られないために心掛けたいポイントを解説します。空き巣に入られやすい家と入られづらい家の違いを知り、「空き巣に嫌がられる家」を目指しましょう。

空き巣はどう下見をしているのか

空き巣の多くは、行き当たりばったりにターゲットを決めているわけではありません。空き巣に入っているところを見つかれば、通報されたり、逮捕されたりするリスクがありますから、できるだけ見つかりにくく、リスクの低い街や家を選ぼうとするのです。

ここでは、空き巣が下見でどんなところをチェックしているのかを解説します。

周辺環境の下見

空き巣は、家単位ではなく、街単位で忍びやすさをチェックします。どれだけ隙だらけの家があっても、周囲の家や道路に防犯カメラがたくさん仕掛けられているような環境では、顔を撮られるリスクが高くなります。そのため、警戒がゆるく、犯行がしやすそうなエリアを探すのです。

空き巣にとって都合の良い環境とは、忍び込みやすく、逃げやすく、人目につきづらいエリアです。具体的には、下記のようなポイントをチェックする空き巣が多いようです。

  • 人通りが少ない
  • 立ち話をしている人が少ない
  • 大通りや駅に近い
  • 街全体がルーズで荒れた雰囲気
  • 留守宅が多い

周囲の人同士のつながりが強い街では、見知らぬ人が歩いているだけで注目の的になってしまう可能性もあります。このような場所で、空き巣に入るのは困難です。

また、あちこちで立ち話をしている人がいるような街も、犯行を目撃されるリスクが高いと、空き巣は判断します。

一方、大通りや駅に近ければ、それだけ人ごみに紛れて逃げやすいという面があります。また、ゴミの管理がしっかりできていない、放置自転車などが目立つといった街も、住人同士の連携や自治会活動などが活発ではないと判断されるため、空き巣に狙われる可能性が高いでしょう。

忍び込む家の下見

忍び込みやすそうな街を見つけた空き巣は、次に、その街の中のどの家に侵入するかを検討します。

「うちは豪邸じゃないから空き巣も狙わないだろう」と考える人も多いと思いますが、これは誤りです。空き巣は、お金のありそうな家よりも、入り込みやすく、逃げやすい家を重点的に探します。防犯対策が万全の豪邸に盗みに入るよりも、忍び込みやすい普通の家庭で複数回盗みを働くほうが、空き巣にとってリスクが低いのです。

空き巣が目をつけやすいのは、下記のような条件を満たした家です。

  • 留守がちである
  • 単純な鍵しかついていない
  • 2階に忍び込むのに都合のいい足場がある(物置、雨どいなど)
  • 植栽や壁などがあって人目につきにくい
  • 犬がいない

街と同様、忍び込みやすく、逃げやすく、人目につきにくい家はターゲットになりやすくなります。また、犬に吠えられると周囲からの注目を集める可能性があるため、犬がいる家を嫌う空き巣もいます。

空き巣が下見をした証しがある!?

空き巣は、下見をした家の情報を書き記すことがあります。書かれる場所に決まりはありませんが、表札や郵便受け、扉周りなどが多いようです。

このようなマーキングは、「820」というように、一見ただの落書きのようになされるケースが多くなっています。この場合、「この家は8時から20時まで留守である」という意味だといわれています。そのほか、女性の一人暮らしの家に「W」と書かれるといったケースもあるようです。

家の壁や表札、郵便受けなどに見慣れない落書きがあったときは、内容がどのようなものであっても、放置せずすぐに消しておきましょう。

「落書きをそのままにしておく」というのも、「ルーズで管理がしっかりしていない家」と判断される要素となりえます。家の周りをすっきり清潔に整理しておくことが、空き巣に狙われにくい家につながります。

空き巣は留守の家をどのように確認している?

侵入窃盗の多くは、住人の外出中に家に忍び込む空き巣です。そのため、住人が在宅しているかどうかは、空き巣がターゲットを決める際の重要なポイントとなります。

そこで、空き巣は事前に、車の有無や電気がついているかどうかなどを確認して、家が留守になりやすい時間帯を把握。加えて、実際に忍び込む前にも、本当に人がいないかどうかを確認します。

確認方法は簡単で、多くの空き巣が「インターホンで呼ぶ」という方法をとっています。インターホンを鳴らせば、在宅の場合、多くの人が応答するでしょう。その場合は、セールスや近所の工事の挨拶を装って自然に会話をして立ち去ります。応答しなければ留守の可能性が高いので、空き巣に入るというわけです。

カメラつきのインターホンの場合は顔を見られるリスクがありますが、人が応答した場合は盗みを働くわけではありませんから、そこから捕まるリスクは低いでしょう。また、わざと顔が見えづらい位置に立ってリスクを回避することも可能です。

そのほか、外でしばらく家の中の様子を見張る、電話をかける、窓に石を投げるといった方法で、留守かどうかを判断する空き巣もいます。

空き巣から家と財産を守るために心掛けたいポイント

空き巣から「この家は侵入しやすそうだ」と思わせないために、何に気をつければ良いのでしょうか。空き巣から家と財産を守るために心掛けたいポイントをご紹介します。

自宅の防犯対策の見直し

空き巣が狙いやすい家は、出入り口へのアクセスがしやすく、鍵が簡素で、防犯意識の低い家です。

例えば、高い壁に覆われた家や、立派な木々が生い茂る家は、空き巣にとっては「出入り口へのアクセスがしやすい」ということになります。なぜなら、壁や木々が目隠しになって、空き巣の姿を隠してくれるからです。

また、庭に足場になる物がたくさん置かれていたり、窓を開けて換気をしたまま近所に出掛けてしまったりする家も、空き巣にとっては好都合です。心当たりがある人は、家の周囲を片づけたり、日頃の生活習慣をあらためたりしましょう。

さらに効果的なのが、防犯グッズによる対策です。窓に防犯フィルムを貼ったり、補助錠や防犯アラームをつけたりしておけば、空き巣が「この家は防犯意識が高い」と判断して引き下がる可能性が高くなります。万が一ターゲットにされてしまった場合も、適切な対処をとっておくことで、侵入をあきらめさせる効果が期待できます。

「近所の人の目」も効果的

近所の人とのつながりが密接な街は、空き巣から狙われにくい傾向があります。見知らぬ人が歩いていたときに「誰だろう」と思わず見てしまったり、他人の家をのぞき込んでいる人に「何かご用事ですか」と道行く人が声をかけたりする習慣がある街では、空き巣に入りづらいからです。

近所の人と顔見知りになっておいたり、気軽に言葉を交わして家を行き来する関係を築いておいたりすることも、大切な防犯対策のひとつです。特に都心部では、近所付き合いをしない人も多くいますが、防犯のためには、地域行事に積極的に参加したり、円満な関係を築いておいたりすることが役立ちます。

空き巣対策におすすめのホームセキュリティ

空き巣は、防犯意識が低い家を狙って忍び込みます。すぐに始められる防犯対策としておすすめなのが、月額980円(税込1,078円)から利用できる手軽なホームセキュリティシステムのSecualです。

Secualの「開閉センサー」は、窓や扉の開閉・振動を検知して「Wi-Fi ゲートウェイ」に通知を送り、大音量のブザーを鳴らします。空き巣が侵入を試みたとしても、扉や窓を開けた時点でブザーが鳴りますから、その時点で侵入をあきらめる可能性が高いでしょう。

また、室内に忍び込まれてしまった場合も、「人感センサー」を使って人の動きを検知し、ブザーを鳴らすことができます。

前述のとおり、空き巣は声をかけられたり、音や光が出たりするものを嫌ったりしますから、高い抑止効果が期待できます。

セキュリティシールで空き巣に警告

窓に取りつけるSecualの開閉センサーは、貼りつけ面が防犯シールになっていますから、「ホームセキュリティシステムを導入している」ということがすぐにわかります。これは、空き巣に対する警告になりますから、狙われるリスクを下げることができるでしょう。

空き巣に狙われない家を目指そう

空き巣は、あらかじめ狙う家を見定めることが多いことから、周辺環境と自宅の防犯対策を見直して、狙われない工夫をしておくことが大切です。

とはいえ、周辺環境を自分の力だけで変えるのは困難です。リスクが高いと感じた場合は、まず、自宅の防犯対策から始めてみましょう。たとえ街が空き巣に目をつけられてしまったとしても、自宅がターゲットにならない工夫をしておけば、空き巣被害に遭うリスクを下げることができます。

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