プレスリリース
防犯・防災・見守り機能を搭載した次世代の街灯「Secual Smart Pole」が2020年度グッドデザイン賞を受賞
~住宅地、商業施設、公共エリアなどあらゆる場所に安心・安全を提供~
株式会社Secual(本社:東京都渋谷区、代表取締役:菊池正和、以下「当社」)が提供する「Secual Smart Pole (セキュアルスマートポール)」が2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせいたします。2015年受賞の窓センサー「Gateway&Sensor」、2017年受賞のAIカメラ「Secual Cam Ady」に続き3製品連続での受賞となります。
Secual Smart Pole は、スマートタウン、スマートシティを中心に、住宅地、商業施設、公共エリアなど、様々な場所に安心・安全をお届けする次世代街灯です。当社のタウンセキュリティシステムと連動することで、スマートカメラのセンシング機能や気象情報、災害情報との連動機能により安心・安全を提供します。また、イルミネーション機能が気象情報や季節、街のイベントと連動し、訪れる人々に視覚的に情報や状態を伝えます。
デザインのポイント
当社の製品は、安心をより身近に感じられるよう、日常生活に溶け込むデザインとなっており、景観を損なわないデザインで、安心を当たり前と感じられるような製品を目指しています。一般的な街路灯は灯具部に特徴ある意匠がほとんどですが、様々な環境に馴染み本来の機能としての明るさをもたらすのであれば灯具の形状はいらないのではないかという究極の考えからデザインの検討を開始し、シンプルなポール形状のみで機能の集約を具現化しました。
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
防犯カメラなど複数の防災デバイスと照明を組み合わせた多機能ポール照明として、街並みのノイズとならないシンプルな形状にまとまっている。 各々の機能を1つのまとまりあるデザインとして一体化させることの困難さを克服し、既に街並み部材としての実績をもつことも評価された。欧州では普及の見られる複合ポールは、国際的には新規性には欠けるが、国内での普及は非常に少ない。そういった意味で本製品の普及によりパブリック環境のトータルなデザイン整備が加速されることに大いに期待したい。
機能の詳細
・防犯灯・イルミネーション機能
国際通信規格「DALI」に準拠しているので、管理者が点灯色や点灯時間等の設定を遠隔で行うことができます。また、フルカラーLEDを搭載しており、季節や街のイベントに合わせて、街灯間を連動させた光の演出が可能です。
・防犯機能
カメラセンサーによる人物や物体検知機能を搭載し、異常を検知すると録画とともに、管理者への通知を行います。
・防災機能
気象庁の災害情報と連動して、避難勧告が発令された際、特別警報時には黄色に点灯して視覚的に異常事態を通知します。
・見守り機能
「Secual Smart Tag(セキュアルスマートタグ)」の信号を受信して、受信状況を専用アプリに通知します。
スマートハイムシティ朝霞での導入事例
Secual Smart Poleの今後の展開として、人流・混雑等を測定できるカメラセンシング機能の向上や、スピーカーや蓄電池を搭載して防災機能の向上、公衆Wi-Fiや5Gアンテナを搭載して通信インフラ機能を拡充させるなど更なる機能を発展させていく予定です。
本製品の開発をはじめ、当社はより便利で安全・安心な暮らしの実現を目指し、今後も更なる製品・サービスの拡充に努めて参ります。
◇Smart Pole紹介ページはこちら
https://secual-inc.com/secual_smartpole/
◇グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/50644?token=DcHirmgQmC
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されていす。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。